リモートワークの環境作り[PCが貸与された場合][周辺機器問題]

リモートワークの環境作り[PCが貸与された場合][周辺機器問題]

PC(Widows10)が貸与されたときの問題点として周辺機器の問題とその対策についての記事になります。

問題

下記のような事象が発生しプライベートと業務を円滑に移行できない問題が発生しました。 - 自宅PCが接続しているディスプレイを共有するためにHDMIの抜き差しが必要になる - 自宅PCが接続しているマイクを共有するためにUSBコネクタの抜き差しが必要になる - 自宅PCが接続しているカメラを共有するためにUSBコネクタの抜き差しが必要になる - 自宅PCが接続しているキーボードを共有するためにUSBコネクタの抜き差しが必要になる - 自宅PCが接続しているマウスを共有するためにBlueToothのドングルの設定が必要になる

解決案

以下の二種類の解決があると考えました。

  • ソフトウェアによる解決
  • ハードウェアによる解決

ソフトウェアによる解決

  1. AnyDesktop by AnyDesk Software GmbH
  2. 別端末のサブディスプレイ化 by Microsoft
  3. Mouse Without Borders by Microsoft

ソフトウェアによる解決策は上記3点を選びました。 3つとも無料です。

ただし、ネットワークが強くないと快適な操作はできないです。 私が使用しているネットワークはアップロードとダウンロードが共に80Mbyte/sです。 この速度では、ソフトウェアの解決はできませんでした。 が、良かった点もあるので選定した理由を紹介します。

AnyDesktopの選定理由

ネットワークがつながっている端末Aを端末Bから操作することができます。 なので、コネクタの抜き差し無しで移行することができます。

ただし、サブディスプレイ化することはできません。

似たソフトウェアがありますが、1.AnyDesktopを選んだ紹介した理由は、インストール不要で利用できるようにバイナリ形式での配布も行っている点が特殊だったためです。多くは、管理者権限が必要ですがこのソフトウェアには不要でした。

ネットワークがすごく速い場合は有効に使えるのではと思います。

別端末のサブディスプレイ化 by Microsoftの選定理由

作業場所にあるネットワークがつながっている別の端末をサブディスプレイ化できます。 管理者権限があれば利用できます。

Windows10の端末が2台あれば利用できます。 Microsoftの標準ソフトウェアで解決できる点が魅力です。 ただ、やはりネットワークの問題で全体的な速度が落ちるので私の環境には合わなかったです。

Mouse Without Borders by Microsoftの選定理由

マウスとキーボードをネットワークがつなっがている端末で横断的に利用することができるようにするソフトウェアです。 Microsoftが提供しているソフトウェアになります。

ただ、やはりネットワークの問題で全体的な速度が落ちるので私の環境には合わなかったです。

ハードウェアによる解決

ハードウェアによる解決としては、以下のアイテムが有効でした。 1. USB 切替器 USB2.0準拠 1. HDMI 切替器

1.USB 切替器 USB2.0準拠はUSB3.0番があったのですが、Bluetoothドングルの共有ができないという記載があり、USB2.0版だとできるようなレビューがあったのでこちらにしました。 しかし、実際はドングルの共有はできず別途マウスを購入して対応しています。

USBの切り替えとHDMIを物理スイッチで切り変えるのはすごく簡単で円滑に移行できました。 私が触ってみ感想としては、遅延を感じることはできませんでした。

結論

ネットワーク環境にもよるが、80Mbyte/sぐらいの速度の場合はハードウェアによる解決をおすすめします。